【ルール解説:パンデミック】説明書なしで遊べる!世界一わかりやすい準備と遊び方

ルール解説
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わうー
わうー

わうー……。パンデミックの箱を開けてみたんだけど、コマはいっぱいあるし、説明書の文字も多くてクラクラしてきたよ……。これ、本当に僕でもルール覚えられるのかな?

うなち
うなち

大丈夫ですよ、わうー。確かに要素は多いですが、やるべきことの流れさえ掴めば非常にシンプルです。この記事では、説明書を広げなくても準備からプレイまで完結できるよう、写真を交えるつもりで丁寧に解説しますね。

わうー
わうー

本当? うなち先生が教えてくれるなら頑張れそう! よろしくお願いするのだ!

うなち
うなち

任せてください。それでは、世界を救うための準備を始めましょう。

内容物

まずは箱の中身を確認し、以下のものを取り出してください。

  • ゲームボード:1枚
  • 役割カード:7枚
  • プレイヤー駒:7個
  • プレイヤーカード(裏が青):計59枚
    • 都市カード:48枚
    • イベントカード:5枚
    • エピデミックカード:6枚
  • 参照カード:4枚
  • 感染カード(裏が緑):48枚
  • 病気コマ:各色24個、計96個
  • 調査用基地:6個
  • マーカー類
    • 感染率マーカー
    • アウトブレイクマーカー
    • 治療薬マーカー

ゲームの準備

1. ボードとマーカーの配置

テーブルの中央にボードを広げます。以下の手順でマーカーや駒を配置してください。

  • 調査用基地: 調査用基地を1つ、北米の「アトランタ」に置きます。残りの5個はボードの脇にまとめておきます。
  • 病気コマ: 4色のキューブを色ごとに分けて、ボードの脇におきます。
  • アウトブレイクマーカー: ボード左側の「アウトブレイク・トラック」の「0」のマスに置きます。
  • 治療薬マーカー: ボード下部の「治療薬インジケーター」にある4色の枠の近くに置きます。ボード外で大丈夫です。
  • 感染率マーカー: ボード右上の「感染率トラック」の一番左の書かれたマスに置きます。

2. 世界への感染(初期配置)

ゲーム開始時点ですでに世界は危機に瀕しています。以下の手順でウイルスを配置します。

  • 「感染カード」をよくシャッフルし、山札としてボード上の所定位置に置きます。
  • 【3個置く】:山札から3枚めくります。それぞれのカードに書かれた都市に、その色の病気コマを3個ずつ置きます。

「パリ」、「バグダッド」、「ボゴタ」の3都市を引いたと想定しています。

  • 【2個置く】:さらに3枚めくります。それぞれの都市に、その色の病気コマを2個ずつ置きます。

「ニューヨーク」、「サンパウロ」、「ラゴス」の3都市を引いたと想定しています。

  • 【1個置く】:さらに3枚めくります。それぞれの都市に、その色の病気コマを1個ずつ置きます。
  • 使った9枚のカードは、感染カード山札の隣に「捨て札」として表向きに重ねて置きます。

「アルジェ」、「ソウル」、「東京」の3都市を引いたと想定しています。
初期感染配置のために使用したカードはすべて捨て札にします。

3. プレイヤーの準備

  • 役割の決定:「役割カード」をシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。各々やりたい役割を決めてもOKです。

衛生兵
自分がいる都市にある、すでに治療薬が発見されている病原体コマ全てを自動的に取り除く(さらに、その都市に治療薬が発見されている病原体コマが置かれることを防ぐ)。
感染者の治療時に、その都市にある病原体コマのうち1色すべてを取り除く。

通信指令員
自分のターンに、他のプレイヤーのコマを、自分のコマと同じ要領で移動する。
1アクションを消費して、いずれかのプレイヤーのコマ1つを、プレイヤーコマがある他の都市へ移動する。
※他のプレイヤーのコマを移動する前に、そのプレイヤーの許可を得ること。

作戦エキスパート
各ターンに1度、1アクションを消費して、いずれかの都市カード1枚を捨て札にすることで、調査基地のある都市から好きな都市へ移動する。
1アクションを消費して、都市カードを使わずに、自分がいる都市に調査基地1つを設置する。

科学者
同一の色のカード4枚で、治療薬を発見する。

研究員
1アクションを消費して、自分の手札の都市カード1枚を、同じ都市にいる他のプレイヤーへ渡す。自分がいる都市以外のカードを渡すことができる。

危機管理官
このカードの上にはイベントカードは1枚しか置くことができず、そのイベントカードはあなたの手札の枚数には含まれない。
1アクションを消費して、捨て札にあるイベントカード1枚を取って、このカードの上に置き、再度使用可能となる。
このカードの上に置いたイベントカードは、使用したらゲームから取り除く。

検疫官
自分がいる都市と、その都市に隣接するすべての都市に病原体コマが置かれること(とアウトブレイク)を防ぐ。

  • 駒の配置:自分の役割カードと同じ色の「プレイヤー駒」を受け取り、全員「アトランタ」に置きます。余った役割カードと駒は箱に戻します。

今回は「衛生兵」、「科学者」、「研究員」での3人プレイを想定しています。

  • 参照カード:「参照カード」を各プレイヤーに1枚配ります。

4. 手札の配布

「プレイヤーカード」を用意します。

※この段階では、「エピデミックカード」は絶対に混ぜないでください!いったんよけておきます。

エピデミックカード以外のプレイヤーカードをシャッフルし、プレイ人数に応じて各プレイヤーに配ります。

  • 2人プレイ:1人 4枚
  • 3人プレイ:1人 3枚
  • 4人プレイ:1人 2枚

残ったカードはこの後の「山札作り」に使います。 手札は他のプレイヤーに見せても構いません。むしろ慣れるまでは手札を見せ合いながらプレイすることをおすすめします!

5. 山札の構築

最後に、プレイヤーが引くための「山札」を作ります。ここでゲームの難易度が決まります。

  1. 難易度を決める:よけておいた「エピデミックカード」を何枚使うか決めます。
    • 入門:4枚
    • 普通:5枚
    • 英雄:6枚
  2. 山を分ける:残りのプレイヤーカードを、使用するエピデミックカードの枚数と同じ数の束に、できるだけ均等に分けます。
  3. 混ぜて重ねる:それぞれの束にエピデミックカードを1枚ずつ加え、個別にシャッフルします。 その後、それらの束を重ねて1つの山札にします。 これで、「均等にエピデミックが散らばった山札」の完成です。ボードの所定位置に置きます。

勝利条件

4種類の病原体すべての「治療薬」を発見すること。

  • 病気コマをボードから全滅させる必要はありません。
  • 4色目の治療薬を発見した瞬間、直ちにプレイヤーチームの勝利となります。

逆に、治療薬が見つかる前に「アウトブレイク8回」、「病気コマ切れ」、「山札切れ」のいずれかが起こると敗北です 。

それでは、いよいよミッションスタートです!

ゲームの流れ

手札の中で最も人口が多い都市カードを持つ人から時計回りに手番を行います。 各プレイヤーの手番は、以下の3つのステップを順番に行います。

  1. アクションを4回実行する
  2. プレイヤーカードを2枚引く
  3. 都市を感染させる

ステップ1:アクションを4回実行する

手番プレイヤーは、以下の行動から自由に組み合わせて合計4アクションまで行うことができます。 同じアクションを何度も行っても構いません。

移動アクション(4種類)

世界中を移動するためのアクションです。

自動車またはフェリーでの移動
コスト:なし
効果:白い線でつながっている隣の都市へ移動します。

例:「サンパウロ」から繋がっている「ラゴス」へ移動

直行便
コスト:行きたい都市の「都市カード」を1枚捨てる
効果:捨てたカードの都市へ、どこからでも移動できます。

例:「バグダッド」のカードを捨て、「サンパウロ」から「バグダッド」へ移動

チャーター便
コスト:今いる場所の「都市カード」を1枚捨てる
効果:地図上の好きな都市へ、どこへでも移動できます。

例:現在地の「サンパウロ」のカードを捨て、「サンパウロ」から「東京」へ移動

シャトル便
コスト:なし
効果:今いる都市に「調査用基地」がある場合、別の「調査用基地」がある都市へ一瞬で移動できます。

例:調査基地のある「アトランタ」から別の調査基地がある「デリー」へ移動

その他のアクション(4種類)

病気と戦い、勝利を目指すアクションです。

調査用基地の設置
コスト:今いる場所の「都市カード」を1枚捨てる
効果:今いる都市に「調査用基地」がある場合、別の「調査用基地」がある都市へ一瞬で移動できます。

例:現在地「デリー」のカードを捨て、調査用基地を設置

病気の治療
コスト:なし
効果:今いる都市から「病気コマ」を1個取り除き、サプライに戻します。
【重要】:もしその色の「治療薬」がすでに発見されている場合、1アクションですべてのコマを取り除けます。

例:現在地の「バグダッド」から病気コマを1個サプライへ移動

知識の共有
コスト:なし
条件:あなたと他のプレイヤーが「同じ都市」にいること。
効果「今いる都市のカード」を、手札から相手に渡す、または相手から受け取ることができます。
※基本的に「ピンポイントでその場所のカード」しか受け渡しできません。

例:2プレイヤーの現在地である「ラゴス」のカードを受け渡し

治療薬の発見
コスト:同じ色の都市カード5枚を捨てる
条件:「調査用基地」のある都市にいること。
効果:その色の病気の「治療薬」
発見! 完成した色の治療薬マーカーを対応する位置に動かしてください。根絶した場合、マーカーを裏返します。

例:調査用基地のある「アトランタ」にいる状態で、その都市の色である 青の都市カード5枚 を捨て札置き場へ。
治療薬マーカーを対応する位置へ

ステップ2:プレイヤーカードを2枚引く

アクションが終わったら、プレイヤーカードの山札からカードを2枚引いて手札に加えます。

「エピデミックカード」を引いた場合:手札には入れず、即座に以下の処理を行います。

  • 感染率上昇:マーカーを1つ進める。
  • 感染:感染カードの山札の「一番下」のカードを引き、その都市に病気コマを3個置く。
  • 激化:これまでの感染カードの捨て札をシャッフルし、「山札の一番上」に乗せる(同じ都市がまた襲われる!)。

ステップ3:都市を感染させる

最後に、ウイルスが拡散します。 現在の「感染率マーカー」の下に書かれた数字だけ、感染カードの山札からめくります。

  • 出たカードの都市に、同じ色の病気コマを1個置きます。
  • アウトブレイク: もし、すでにその色のコマが3個ある都市に、さらに置かなければならない場合、4個目は置かずに「アウトブレイク」が発生します。
    • アウトブレイクマーカーを1進める。
  • その都市と線でつながっているすべての隣接都市に、その色のコマを1個ずつ置く。これで隣の都市も3個を超えた場合、連鎖してさらなるアウトブレイクが起きます。

ボゴタでも連鎖的にアウトブレイクが起きますが、このターンで一度アウトブレイクが起こっているサンパウロではもうアウトブレイクは置きません。(無限ループになるため)

重要な制限ルール

  • 手札上限は7枚
    カードを引いた後や受け取った後、手札が8枚以上になったら、即座に7枚になるように捨てなければなりません。またはイベントカードを使って減らしてください。
  • 病気の「根絶」
    治療薬発見後、ボード上からその色のコマが1つもなくなると「根絶」状態になります。以降、その色の病気は新たに発生しません。根絶した色の都市カードを引いても無視します。
    ※根絶したら治療薬マーカーを裏返してください。
  • カードの受け渡し
    「知識の共有」アクションでは、原則として「2人が今いる都市のカード」しかやり取りできません。「離れた場所のカード」を遠隔送信することはできないので注意してください。

ゲームの終了と勝敗

このゲームは全員で勝利するか、全員で敗北するかのどちらかです。

勝利条件

  • 4種類すべての治療薬を発見する
    • 病気コマを全滅させる必要はありません。治療薬さえできれば、その瞬間に勝ちです!

敗北条件

以下のいずれかが発生した瞬間、ゲームオーバーです

  1. アウトブレイク8回
  2. 病気コマどれか一色の枯渇(サプライから無くなる)
  3. プレイヤーカードの山札切れ

初めてプレイする時のコツ

『パンデミック』は難易度が高いゲームです。やみくもに動くとあっという間にウイルスに飲み込まれてしまいます。 最初のプレイでは、以下の3点を意識してみてください。

1. 迷ったら「3個の都市」を最優先で叩く

このゲームで一番怖いのは「アウトブレイク」です。 アウトブレイクは「病気コマが3個ある都市」に、さらにコマが置かれた時に発生します。

  • 鉄則:コマが3個ある都市は、無理をしてでも移動して治療し、2個以下に減らしてください。
  • 逆に、コマが1個や2個の都市は、しばらく放置しても安全です。すべての病気を消そうとする必要はありません。

2. 「治療薬」作りを常に意識する

病気を治療するだけでは勝てません。ゴールはあくまで「治療薬の発見」です。

  • 手札の色を見る:誰がどの色のカードを多く持っているか確認しましょう。「Aさんは青いカードを3枚持ってるから、あと2枚渡せば青の薬ができる!」というように、カード集めを軸に移動計画を立ててください。

3. 初心者がやりがちなミス:「カード交換」の場所

「知識の共有(カードの受け渡し)」アクションは、どこでも自由にできるわけではありません。 「渡したいカードの都市」に、2人ともがいなければなりません

  • 例えば「東京」のカードを渡したければ、2人で「東京」に集合する必要があります。「パリ」にいながら「東京」のカードを渡すことはできません。※研究員を除く
  • この待ち合わせには手数がかかるので、早めに合流する計画を話し合いましょう。

まとめ

うなち
うなち

これで一通りのルールは把握できましたね。最初はアウトブレイクに驚いたり、カードの受け渡しに苦労するかもしれませんが、まずは一度遊んでみましょう。失敗してもすぐに『もう一回!』と言いたくなるはずです。

わうー
わうー

説明書を読むよりずっとわかりやすかった! これならぼくにもできそう! さっそくみんなを呼んで、世界を救ってくるのだわうー!

うなち
うなち

健闘を祈ります、司令官。いってらっしゃい!

【画像の引用と権利について】
本記事で使用しているゲームプレイ画像および関連画像は、以下のプラットフォームより引用しています。

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