
わうー!『キー・トゥ・ザ・シティ・ロンドン』、箱庭っぽくて面白そうだけど、ルールが難しそうで不安だね…説明書読むの苦手なの…

大丈夫ですよ、わうー。一見すると要素が多く見えますが、手番でやることは実はシンプルなんです。この記事では、準備から実際の手順まで初心者の方にも分かりやすく解説しますよ。

ほんと!?それならぼくにもできるかも!教えて、うなち!

はい、それでは早速ロンドンの街づくりに出発しましょう!
内容物
- 六角形ロケーションタイル:57枚(内訳:川タイル5枚、ホームタイル6枚、時代1タイル6枚、時代2タイル6枚、ルートマスタータイル12枚、建物タイル22枚)
- 3Dランドマーク建物マーカー:8個
- 木製帆船コマ:6個(青、紫、赤、黄、緑、オレンジ各1個)
- 木製コネクター:144個(黒、青、茶、灰、赤、黄各24個)
- スキルタイル:72枚(レンガ、コイン、コンパス各24枚)
- 木製キープル(労働者コマ):120個(青、赤、黄各40個)
- 布袋:1個
- ついたて:6枚
- ルールブック、ランドマーク情報ブックレット
ゲームの準備
タイルの配置(テーブル中央・脇)
- 57枚のロケーションタイルを種類別に分けます。(ホーム、時代1、時代2、ルートマスター、建物、川)
- 5枚の川タイルを船の停泊所が見える面にし、テーブルの脇に左から「時代1、時代2、時代3、時代4、ゲーム終了」の順番になるように繋げて配置します。
- 【重要:プレイ人数による調整】 ルートマスタータイル(裏面に赤い2階建てバスが描かれたタイル)を裏向きでシャッフルし、「プレイヤー人数×2」枚をランダムに選んで表向きにし、テーブルの脇に置きます。残りのルートマスタータイルはこのゲームでは使用しないため、箱に戻します。
- 6枚の「時代1タイル」をすべて表向きにし、テーブルの中央に配置します。
- 【重要:プレイ人数による調整】 建物タイルを裏向きでシャッフルし、プレイ人数に応じた枚数をランダムに引いて、時代1タイルと一緒にテーブルの中央へ表向きに配置します。
- 2人プレイ:4枚
- 3人プレイ:5枚
- 4〜6人プレイ:6枚
- 残りの建物タイル、時代2タイル、3Dランドマークマーカーは、後の時代で使用するためテーブルの脇にまとめて置いておきます。
トークン・コマの配置
- 6色の木製コネクターと、3種類のスキルタイルをそれぞれ種類ごとに分け、テーブルの脇に取りやすいように配置します。
- 全ての木製キープルを布袋の中に入れます。布袋もテーブルの脇に置きます。
プレイヤーの初期装備
- 各プレイヤーは、「ホームタイル」を1枚選び、自分の手元に表向きで置きます。
- 選んだホームタイルと同じ色の「ついたて」と「木製帆船コマ」を受け取ります。余ったホームタイル、ついたて、帆船コマは箱に戻します。
- 各プレイヤーは布袋の中からランダムにキープルを10個引き、他のプレイヤーに色が見えないように自分のついたての裏に隠して置きます。
- 適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
- スタートプレイヤーは、自分の帆船コマをテーブル脇に置いた「時代1の川タイル」の「#1」と書かれた停泊所スペースに置きます。
- 他のプレイヤーは、残りの空いている停泊所スペースに好きな順番で自分の帆船コマを置きます。
勝利条件(ゴールの確認)
このゲームは全4つの時代(ラウンド)にわたってプレイされます。 第4時代が終了し、最後の帆船が「ゲーム終了」の川タイルに向けて出航した時点でゲーム終了となります。 ゲーム終了時に、自分の陣地にあるタイルや獲得したルートマスタータイルの効果などを合計し、最も多くの勝利点(VP)を獲得していたプレイヤーが勝者となります。
ゲームの流れ
ゲームは「第1時代」から「第4時代」までの4つのラウンドで行われます。 各時代では、現在の川タイルにある船の停泊所で「最も右側のスペース」にいるプレイヤーから最初の手番を行い、以降は時計回りに手番が進行します。
手番が回ってきたプレイヤーは、以下の5つのアクションから必ず1つを選んで実行します。
アクションA:入札
- コスト: 1個以上のキープルを支払う。
- 効果: テーブル中央に出ている獲得したいロケーションタイルの、自分側の辺にキープルを置くことで、そのタイルの獲得権を主張します。
- 制限・条件:
- すでに他のプレイヤーがそのタイルに入札している場合、以前の入札数を上回る数のキープルを置かなければなりません。
- 自分の手番を消費して、自分の以前の入札にキープルを追加して、入札数を増やすことができます。※落札したタイルはその時代終了時に獲得します。
アクションB:資源生成
- コスト: 1個以上のキープルを支払う。一部のタイルでは、さらに自分のスキルタイル1枚をサプライに戻す必要があります。
- 効果: 資源(コネクターまたはスキルタイル)を生み出すロケーションタイルの上にキープルを置き、タイルに描かれた資源を獲得します。対象となるタイルは「自分の陣地」「他人の陣地」「中央で入札中のタイル」のどこでも構いません。
- 制限・条件:
- その時代中に、すでにそのタイル上に資源生成やアップグレード目的でキープルが置かれている場合、それより多い数のキープルを置かなければなりません。
- 獲得した「コネクター」は、即座に自分の陣地にあるタイルの辺に配置しなければなりません。
- 獲得した「スキルタイル」は、他の人に見えないよう自分のついたての裏に置きます。
アクションC:アップグレード
- コスト: 1個以上のキープルを支払う。加えて、タイルに示されたアップグレード条件を満たしていること。(指定のコネクターが配置されている、または指定のスキルタイルを支払うなど)
- 効果: 「自分の陣地」にあるロケーションタイルの上にキープルを置くことで、そのタイルを裏返してアップグレード面にします。第3時代に獲得するランドマークタイルなどは2回目のアップグレードが可能で、その場合はタイルを裏返さず、上に3D建物のマーカーを置きます。
- 制限・条件:
- 資源生成と同様、すでにそのタイル上にキープルが置かれている場合、それより多い数のキープルを置かなければなりません。
- アップグレード条件の「コネクター」は消費されず、辺に置かれたまま残ります。条件の「スキルタイル」は消費され、サプライに戻します。
アクションD:パス
- コスト: なし。
- 効果: 手番で何もせず、次の人に順番を回します。
- 制限・条件: まだ「出航」していない他のプレイヤーが全員パスしない限り、後で手番が回ってきたときに再び別のアクションを行うことができます。全員が連続してパスした場合は、パスした順に強制的に「出航」となります。
アクションE:出航
- コスト: なし。
- 効果: 自分の帆船コマを、次の時代の川タイルにある「空いている停泊所スペース」のいずれかに移動させます。
- 制限・条件: 出航したプレイヤーは、現在の時代でこれ以上手番を行うことはできません。選んだ停泊所によって、次の時代のスタート順、時代終了時に袋から引けるキープルの補充数、そして川タイルの獲得権が決定されます。
時代終了時の処理
全員が出航して時代が終了したら、次の時代へ移行するために以下の処理を順番に行います。
- 負けキープルの返却:中央のタイルへの入札で負けているキープルをすべて持ち主のスクリーンの裏に戻します。
- タイルの落札とキープルの支払い:最も右側の停泊所にいるプレイヤーから時計回りに、落札したタイルと上に乗っているキープルを獲得します。落札に使ったキープルは「布袋」の中に戻します。誰も入札しなかったタイルは箱に戻します。
- 川タイルの獲得:今終わった時代の川タイルを獲得できる停泊所(一番左)に船を置いたプレイヤーは、その川タイルを獲得し、裏返して自分の陣地に配置します。
- キープルの補充:各プレイヤーは、自分が船を置いた停泊所の上に書かれている数字の数だけ、袋から新しいキープルを引いてスクリーンの裏に補充します。
- 自陣キープルの回収:自分の陣地のタイルの上に乗っているキープルをすべて回収し、スクリーンの裏に戻します。
- 落札したタイルの配置:新しく落札したロケーションタイルを、自分の陣地に配置します。(必ず既に置かれているタイルのどれかと隣接させます)
最後に、次の時代の「ロケーションタイル」をテーブルの中央に新しく並べたら、次の時代がスタートします 。
重要な制限ルール(忘れがちなこと)
- 【最重要】キープルの色縛り制限
1つのタイルに対して(入札・資源生成・アップグレードのどのアクションであっても)置かれるキープルは、すべて同じ色でなければなりません。誰かが青のキープルを置いたタイルには、その時代が終わるまで全員青のキープルしか置けなくなります。 - 競りで負けたキープルの扱い
自分の入札が他人に上回られて負けた場合、そのキープルは即座に手元には戻りません。しかし、その後の自分の手番で、盤面に残っている負けキープルを再利用して別のアクションに使用することができますが、これらを分割して別々のアクションに使うことはできません。 また、追加のキープルを手元から足すことはできますが、盤面のキープルをスクリーンの裏に戻すことはできません。 - コネクターの配置制限
タイルの「1つの辺」につき、置けるコネクターは1本だけです。また、一度配置したコネクターはゲーム終了まで移動や取り除くことはできません。 - 獲得したタイルの配置ルール(時代終了時)
時代が終了して獲得したタイルを自陣に配置する際、必ず「すでに自陣にあるタイルの少なくとも1辺とくっつくように」配置しなければなりません。また、川が描かれた辺は、必ず別のタイルの川が描かれた辺としか接続できません。
ゲームの終了と勝敗
終了トリガー
第4時代において、最後のプレイヤーが帆船を動かし「出航」のアクションを行った(全員が第4時代を終えた)時点で、ゲームは終了に向かいます。第4時代の終了処理(タイルの獲得や自陣への配置など)を全て終えた後、最終的な得点計算を行います。
勝利判定
各プレイヤーは、自分の陣地にあるタイルに記された勝利点をすべて合計します。 3Dランドマーク建物マーカーが置かれたタイルは、一律で「12勝利点」として計算します。 最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
同点時の処理
もし合計勝利点が同じプレイヤーが複数いた場合、ゲーム終了時の川タイルにおいて、帆船コマが「最も右側の停泊所」にあるプレイヤーが勝者となります。
初めてプレイする時のコツ
迷ったらこれをしよう
ゲームが始まっても、最初は手元にキープルしかなく、何をしていいか迷ってしまうかもしれません。 そんな時は、まず中央に出ている「資源を生み出すタイル(時代1タイル)」や自分の「ホームタイル」にキープルを置き、資源を集めるアクションから始めてみましょう。
特に、タイルの価値を高める「アップグレード」を行うにはコネクターが必須となるため、序盤はとにかくコネクターを確保しておくのが無難な立ち回りです。
序盤・中盤の目標
- 序盤(第1〜第2時代): 中央の競りに参加して、自分の街の土台となる「資源を生み出すタイル」を獲得することを目標にしましょう。獲得したタイルにコネクターを配置し、アップグレードの準備を整えていきます。
- 中盤(第3時代以降): この時代からは、すでにアップグレード済みの強力な建物や、高得点になる「ランドマーク」が登場します。ここぞという競りで確実に勝てるよう、同じ色のキープルをたくさん手元に温存しておくことが重要になります。
初心者がやりがちなミス
このゲームで最もつまずきやすいのが「キープルの色縛り」による計画崩壊です。
- キープルの無駄遣いで競りに負ける: 何も考えずに色々な色のキープルを使ってしまうと、終盤の重要な競りで「同じ色をまとめて出す」ことができず、競り負けてしまいます。
- 自分の施設を他人に封鎖される: 実は、自分の陣地にあるタイルでも、他人がキープルを置いて使うことができます。もし自分が全く持っていない色を置かれてしまうと、次に自分が使うためには「その持っていない色をさらに多く出す」必要があり、実質的に施設をロックされてしまいます。絶対に自分が使いたい重要なタイルは、他人に触られる前に早めに自分で使っておくのが鉄則です。
慣れてきたら:脱・初心者へのステップ
ゲームの仕組みが分かってきたら、今度は逆に「他人の邪魔(色縛り)」を意識してみましょう。 相手がどうしても欲しがっているタイルや、相手の陣地にある優秀な施設に対し、あえて「使いにくそうな色のキープル」をポツンと1個置いてみるのです。たった1個のキープルが、相手の計画を大きく狂わせる強烈な一手になります。
まとめ

これで一通りのルールは把握できましたね。最初は色縛りの厳しさに悩むかもしれませんが、まずは一度遊んでみましょう。

これならぼくにもできそう!さっそく遊ぼう!わうー!
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