
この綺麗なタイルのゲーム、早く遊びたいな! でもルールが難しそうでちょっと不安……。説明書読むの苦手なんだよね、わうー。

大丈夫ですよ。アズールはコンポーネントが立派なので重圧感がありますが、一度流れを掴めばとっても簡単なルールなんです。

本当? ぼく、ちゃんと立派な職人さんになれるかな……?

ええ、もちろんです。この記事では準備の手順から遊び方まで、分かりやすく解説しますから、一緒に見ていきましょうね。
この記事は「ルール解説記事」です
アズールの概要や魅力について知りたい方は、こちらのゲーム紹介記事をご覧ください。
※この記事ではルール解説にBGAのプレイ画面を使用しています。
内容物
- プレイヤーボード:4枚
- 得点マーカー:4個
- 工房展示場(円形のタイル置き場):9枚
- タイル:100枚(5色×各20枚)
- 布袋:1個
- スタートプレイヤーマーカー:1個
ゲームの準備
テーブル中央の配置
- 工房展示場の配置
テーブルの中央に、工房展示場を円を描くように並べます 。プレイ人数によって使用する枚数が変わるので注意してください。- 2人プレイ:5枚
- 3人プレイ:7枚
- 4人プレイ:9枚
- タイルの準備
100枚すべてのタイルを布袋の中に入れます。 - スタートプレイヤーの決定とタイルの補充
適当な方法で最初のスタートプレイヤーを決めます。 スタートプレイヤーはスタートプレイヤーマーカーを手元に置き、布袋から無作為にタイルを4枚ずつ引き、並べたすべての工房展示場の上に配置します。

各プレイヤーの手元の配置
- プレイヤーボードの配布
各プレイヤーにプレイヤーボードを1枚ずつ配ります。色付きの壁が描かれている面を表にして手元に置いてください。

- 得点マーカーの配置
各自、得点マーカーを1個取り、プレイヤーボードの左上にあるスコアトラックの「0」のマスに置きます。
勝利条件
ゲーム終了時に、最も多くの得点を獲得しているプレイヤーが勝利となります。 ゲーム中、自分のボード右側にある「壁」へタイルを配置するたびに得点が入るほか 、ゲーム終了時にも完成したタイルの列に応じたボーナス得点が入ります。
ゲームの流れ
『アズール』は複数の「ラウンド」を繰り返して進行します。 各ラウンドは、以下の3つのフェーズで構成されています。
- 工房からの獲得フェーズ
- 壁への配置フェーズ
- 次のラウンドの準備フェーズ
1. 工房からの獲得フェーズ
このフェーズでは、時計回りに順番に手番を行います 。自分の手番では、以下のどちらか1つのアクションを必ず実行しなければなりません。テーブルの中央と、すべての工房展示場からタイルがなくなるまで、手番を順番に続けます。
アクションA:工房展示場からタイルを取る
- 効果:テーブルに並んだ工房展示場のいずれか1つを選び、そこに乗っている「同じ色のタイル」をすべて取ります。選ばれなかった残りのタイルは、すべてテーブルの中央に移動させます。
- 配置ルール:取ったタイルは、自分のプレイヤーボード左側にある階段状のマスのいずれか1段を選び 、右詰めで配置します。


アクションB:テーブル中央からタイルを取る
- 効果:テーブルの中央に集まったタイルの中から、「同じ色のタイル」をすべて取ります。取ったタイルはアクションAと同じルールで、自分のボードのパターンラインに配置します。
- 追加条件:そのラウンド中、「一番最初にテーブル中央からタイルを取ったプレイヤー」は、タイルと一緒に「スタートプレイヤーマーカー」も必ず引き取らなければなりません 。このマーカーを取ったプレイヤーは、次のラウンドで最初の手番を行えますが 、マーカーは自分のボード一番下の「フロアライン」の最も左の空きマスに置かなければなりません。


【重要な制限ルール】
- 同じ色しか置けない:すでにタイルが置かれており、かつ未完成のパターンラインにタイルを追加する場合、同じ色のタイルしか置くことができません。

- 壁にすでにある色は置けない:右側の「壁」の同じ段に、すでに配置済みの色のタイルは、その段のパターンラインに置くことはできません。


- はみ出した分は「フロアライン」へ:マス目以上にタイルを取りすぎて溢れてしまった分や、ルール上どこにも置けない、あるいは意図的に置きたくないタイルは、ボード一番下の「フロアライン」に左から右へ詰めて置かなければなりません。ここに置かれたタイルはラウンド終了時にマイナス点になります。


- フロアラインすら溢れた場合:フロアラインのマスがすべて埋まっているのに、さらにタイルが溢れてしまった場合は、そのタイルは捨て場に直接戻します。

2. 壁への配置フェーズ
中央にも展示場にもタイルがなくなったら、全プレイヤー同時にこのフェーズを行います 。
- タイルの移動と得点:自分のパターンラインを上から下へ順番に確認します。すべてのマスがタイルで埋まっているラインがあれば 、そのラインの「一番右のタイル」を、右側の壁の同じ色のマスに移動させます。


- 得点計算:タイルを壁に配置するたび、即座に得点を計算します 。
- 上下左右に隣接するタイルがない場合:1点。
- 隣接するタイルがある場合:新しく置いたタイルを含め 、「横に連続して繋がっているタイルの枚数」+「縦に連続して繋がっているタイルの枚数」の合計点を獲得します。

- 残りタイルの片付け:タイルを移動させた後の完成ラインに残っているタイルは、すべて取り除いて捨て場に置きます。※未完成のラインにあるタイルは、そのまま次のラウンドへ持ち越します。
- マイナス点の処理:最後に、フロアラインに置かれたタイル1枚につき、そのマスの上の数字分だけスコアを減らします。(0点未満にはなりません)減点後、フロアラインのタイルも箱の蓋に移動させます。
- 【例外】スタートプレイヤーマーカーの扱い:スタートプレイヤーマーカーもマイナス点として計算しますが 、箱の蓋には入れず、手元に戻して次のラウンドで使用します。

3. 次のラウンドの準備フェーズ
誰かが右側の壁の横一列を完成させていないか確認します。誰も完成させていなければ、スタートプレイヤーが再び袋からタイルを4枚ずつ引き、すべての工房展示場に補充して次のラウンドを始めます。 ※袋の中身が空になったら、箱の蓋に溜まったタイルをすべて袋に戻して補充を続けます。
ゲームの終了と勝敗
終了トリガー
いずれかのプレイヤーが、右側のエリアの横一列をすべて埋めて完成させたラウンドの終了時に、ゲームは終了します。誰かが横一列を完成させない限り、ラウンドは何度でも続きます。

最終得点計算
ゲーム終了時、プレイ中の得点に加えて、以下のボーナス点を計算してスコアトラックを進めます。
- 完成した横一列:1列につき +2点

- 完成した縦一列:1列につき +7点

- 5枚すべて揃えた色:1色につき +10点

勝敗の判定と同点時の処理
最終的に、最も得点が高いプレイヤーの勝利となります。 もし得点が同じプレイヤーが複数いた場合は、以下の順で判定します。
- 完成した横一列の数が多いプレイヤーが勝利。
- それでも同数の場合は、勝利を分かち合います。
初めてプレイする時のコツ
迷ったらこれをしよう
最初は、自分のボード左側にある「1マスの行」や「2マスの行」を優先して埋めることを狙いましょう。必要な枚数が少ないため、次のフェーズで確実に右側の壁へタイルを移動させることができます。まずは「タイルを取って、短いラインを完成させ、壁に配置して得点する」というアズールの基本サイクルを体験してみてください。
序盤・中盤の目標
右側の壁にタイルを移すときは、すでに置かれているタイルと「縦横に隣接する」ように配置する箇所を作っていくのがコツです。配置したタイルが他のタイルと繋がっているほど、連鎖して獲得できる点数が一気に跳ね上がります。バラバラに配置するのではなく、中央から少しずつ塊を広げていくイメージで進めると点数が伸びやすくなります。
初心者がやりがちなミス
初心者が最も陥りやすいのが、「置き場所がないのに大量の同じ色のタイルを取ってしまい、大減点をくらう」というミスです。左側のラインは最大でも5マスなので、それ以上の枚数を取ると強制的にマイナス点になってしまいます。 また、「すでに右側のエリアに置いた色と同じ色は、同じ段の左側のラインにはもう置けない」というルールも非常に忘れやすいので、取る前に必ず自分の壁を確認するクセをつけましょう。
慣れてきたら「相手の盤面」を意識してみよう!
自分の壁づくりに余裕が出てきたら、他のプレイヤーのボードをチラッと観察してみてください。アズールは相手の状況がすべて見えています。「あの人は赤色を待っているな」と気づいたら先に奪ってしまったり、「あの人はもう青色を置ける場所がない」と見越して場に大量の青色を残し、強制的に引き取らせて大減点させたり……。この「えげつない駆け引き」ができるようになれば、あなたも立派な一流職人です!
まとめ

これで一通りのルールは把握できましたね。最初は『置けない時のマイナス点』に戸惑うかもしれませんが、まずは一度遊んでみましょう。

うん! ルールが分かったら、早くタイルをカチッて並べたくなってきた! これならぼくにもできそう!

ふふ、素晴らしい意気込みですね。相手の盤面を見る余裕が出てくれば、一流の職人は目前ですよ。

よーし、相手より先に欲しいタイルを取って、最高の壁を作っちゃうぞー! わうー!
次はこの記事を読もう!
アズールの面白さを語り尽くしたゲーム記事はこちら!

