【ボードゲーム紹介:カルカソンヌ】脱・初心者が絶対に通るべき「地図作り」の金字塔

ゲーム紹介
PR 本ページはプロモーションが含まれています
わうー
わうー

わうー! この木の人形、すっごく可愛い! でもこんな立派な地図を作るなんて、ルールも難しいのかな?。

うなち
うなち

それはボードゲームの金字塔『カルカソンヌ』ですね。実はやることは『タイルを1枚引いて、置くだけ』。たったそれだけで、毎回違う中世の都市が完成するんですよ。

わうー
わうー

えっ、それだけでいいの!? 自分の手で街を作れるなんてワクワクしてきた! 早くどんなゲームか教えて!

うなち
うなち

ふふ、いい反応ですね。では、世界中で愛され続けるこの『地図作り』の魅力を、じっくり紐解いていきましょう。

基本情報

  • プレイ人数:2〜5人
  • プレイ時間:約30分
  • 対象年齢:10歳以上

カルカソンヌってどんなゲーム?

『カルカソンヌ』は、南フランスの古都を舞台に、地形タイルを並べて自分たちの地図を作り上げていく「タイル配置」「陣取り」のゲームです。

プレイヤーの目的は、発展していく土地に自分の配下を送り込み、都市や道路を完成させて、誰よりも多くの勝利ポイントを獲得すること。

テーブルの上に少しずつ広がっていく中世の美しい風景。その中で繰り広げられるのは、自分の領土を広げつつ、相手の得点をうまく利用し合う、静かで熱い知略戦です。

ゲームの流れ

このゲームの手番でやることは非常にシンプル。以下の3つのステップを繰り返すだけです。

1. 世界を広げる
まず、伏せられた山札から地形タイルを引き、すでに場にあるタイルと絵柄がつながるように配置します。 道は道へ、城壁は城壁へ。パズルのピースを合わせるように世界を拡張することで、「自分が得点しやすい場所」や「相手が置きにくい場所」を作り出します。

2. 領有権を主張する
タイルを置いた直後、そのタイルの上に自分の配下コマを派遣することができます。 都市に置けば騎士、道路に置けば盗賊として、その土地の「所有者」になります。「ここは俺の城だ!」と予約を入れるようなイメージです。

3. 成果を収穫する
道路の両端が閉じたり、都市が城壁で完全に囲まれたりして「完成」すると、その瞬間に得点が入ります。 そして、仕事を終えた配下は手元に戻ってきます。配下の人数には限りがあるため、「派遣して、完成させて、呼び戻す」というサイクルの効率が勝利への鍵となります。

ここが凄い!風景と戦略がリンクする美しき知略バトル

『カルカソンヌ』が発売から20年以上経っても色褪せない理由は、「美しいパズル」「骨太な陣取り」が見事に融合している点にあります。ただ眺めて楽しいだけじゃない、ゲーマーの心を揺さぶる3つの興奮ポイントをご紹介します。

【快感】タイルがパチリとはまる!広がる地図を眺める楽しさ

このゲーム最大の魅力は、なんといってもその「視覚的な満足感」です。 最初はテーブルの中央にぽつんと置かれた1枚のタイルですが、ゲームが進むにつれて道は伸び、草原は広がり、立派な城壁を持つ都市が形作られていきます。

手番で引いたタイルが、自分が作りかけだった都市の欠けた部分に「パチリ」とハマった瞬間の気持ち良さは格別です。 ゲームが終わる頃には、そこにはプレイヤー全員で作り上げた世界に一つだけの「中世フランスの地図」が完成しています。勝っても負けても、「いい街ができたね」と感想戦に花が咲く。このプレイ後の美しい余韻こそが、多くの人を惹きつけてやまない理由です。

【ジレンマ】配下はいつ戻る?限られたコマをやりくりする経営感覚

「絶景作り」の裏でプレイヤーを悩ませるのが、ミープルの「人事管理」です。 配下は手元にたった7人しかいません。彼らは派遣先の都市や道路が「完成」するまで、決して帰ってこないのです。

あちこちで得点を稼ごうと配下をばら撒きすぎると、肝心な時に「ここに置けば大量得点なのに、手元に誰もいない!」という事態に陥ります。 かといって慎重になりすぎると、美味しい土地を他人に奪われてしまう……。「あいつを早く呼び戻すべきか、それとも長期派遣でデカい山を狙うか」。このリソース管理のジレンマが、簡単なルールに深い戦略性を与えています。

【逆転】巨大都市を乗っ取れ!相乗りが生む静かな熱狂

カルカソンヌを単なる「ほのぼのパズル」から「熱い戦略ゲーム」へと変貌させるのが、「相乗り」のルールです。 基本ルールとして、他人のコマがいる領地に直接自分のコマを置くことはできません。しかし、「離れた場所に置いてから、後でタイルをつなげて合流する」ことは可能なのです。

もし一つの巨大都市に赤と青のコマが1つずつあれば、両者に満額のポイントが入ります。しかし、もし自分がコマを追加して「2対1」の状態にできれば、その都市の得点はすべて自分のものになります。 相手が手塩にかけて育てた巨大都市に、こっそり離れたところから近づき、最後にドッキングして得点をかすめ取る。この「あざやかな略奪」が決まった瞬間の脳内物質が出る感覚は、一度味わうと病みつきになります。

人を選ぶ点・注意点

『カルカソンヌ』は非の打ち所がない名作と言われますが、プレイヤーの好みによっては少し「合わない」と感じる部分もあります。購入後のミスマッチを防ぐため、あえて気になる点をお伝えします。

1. 「引き運」に翻弄されることがある
このゲームは「山札からタイルを引く」という運要素が根幹にあります。「あと1枚、この形のタイルが来れば巨大都市が完成するのに!」という場面で、全く違うタイルを引き続けて負けることもあります。 将棋や囲碁のような「運要素ゼロの実力勝負」を好む人には、このランダム性がストレスになるかもしれません。逆に言えば、「実力差があっても運次第で初心者が勝てるチャンスがある」というメリットでもあります。

2. 意地悪なプレイもできてしまう
ほのぼのとした見た目ですが、システム上は「陣取り」です。慣れてくると「相手の都市を完成させないために、あえて邪魔なタイルを隣に置く」といった妨害工作が可能になります。 配下コマは「完成」しないと手元に戻らないため、妨害されてコマが塩漬けにされると、何もできずに終わることも……。平和的に自分の街を作りたい人は、事前に「今回は妨害なしで遊ぼう」と合意しておくと良いでしょう。

3. 「草原」ルールの壁
カルカソンヌには「草原に寝かせて置く農夫」というルールがあります。これはゲーム終了時に高得点を生む重要な要素ですが、判定がやや複雑で、初心者が最もつまずきやすいポイントです。 ルールが複雑なため、最初の数回は「農夫ルールなし」で遊ぶプレイヤーも多いほどです。ここを乗り越えられるかどうかが、脱・初心者への分かれ道と言えるでしょう。

うなち
うなち

運要素や独特なルールはありますが、それこそが毎回違うドラマを生むスパイスです。完成した地図を眺める満足感は、他では味わえませんよ。

わうー
わうー

ぼく難しいことは分かんないけど、最後にみんなで作った大きな街を見るのが最高だった! 失敗しても笑えるのがいいね!

うなち
うなち

ええ、その『盤面に残る物語』こそが本作の醍醐味です。たった30分で味わえる中世の旅、ぜひ体験してみてください。

次はこの記事を読もう!

【別腹枠】宝石の煌めき
「地図作りの​次は、​宝石商に​なってみませんか?」
プレイ時間や​難易度は​カルカソンヌと​同等か少しむずかしいくらいだが、​メカニクスが​「拡大再生産」と​いう​別ジャンルのボードゲーム。​運要素がかなり​低く、​より​計画性を​重視したい​という方は​「味変」にいかがでしょうか?​

【画像の引用と権利について】
本記事で使用しているゲームプレイ画像および関連画像は、以下のプラットフォームより引用しています。
Board Game Arena (C) Hans im Glück / Z-Man Games

関連キーワード: カルカソンヌ, Carcassonne, Klaus-Jürgen Wrede, メビウスゲームズ