【ルール解説:宝石の煌き(Splendor)】ルールと遊び方を徹底解説!図解なしでもわかる完全ガイド

ルール解説
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こんにちは。うなボド管理人のうなぎです。

ボードゲームの名作『宝石の煌き』。 「名前は聞いたことあるけど、ルールが難しそう……」と思っていませんか?

実はこのゲーム、やることは非常にシンプル。「宝石を集めて、カードを買う」。たったこれだけです。 この記事では、説明書を読まなくてもすぐに遊べるよう、準備から勝ち方までを丁寧に解説します。

内容物とセットアップ

まずは中身の確認です。このゲームは「チップ」「カード」「タイル」の3種類のみで構成されています。これらをテーブル中央に配置していきましょう。

コンポーネント(内容物)

  • 宝石チップ: 全6色・計40枚
    • 緑(エメラルド)
    • 白(ダイヤモンド)
    • 青(サファイア)
    • 黒(オニキス)
    • 赤(ルビー):各7枚
    • 黄(ゴールドジョーカー):5枚
  • 発展カード: 計90枚
    • レベル1(緑):40枚
    • レベル2(黄):30枚
    • レベル3(青):20枚
  • 貴族タイル: 10枚

ゲームの準備手順

テーブルの中央に全員が届くように配置していきます。 特に「プレイ人数によるチップ枚数の調整」が最重要ポイントですので、そこだけ注意してくださいね。

① 発展カードの配置

カードを背面の「色」で3つの山に分け、それぞれよく混ぜてください。 テーブル中央に、以下のように縦に3列作ります。

  • 上段: レベル3(青)の山札を置き、その横に4枚表向きに並べる。
  • 中段: レベル2(黄)の山札を置き、その横に4枚表向きに並べる。
  • 下段: レベル1(緑)の山札を置き、その横に4枚表向きに並べる。
    ※最終的に、横4枚 × 縦3列の「市場」ができあがります。

② 貴族タイルの配置

正方形の「貴族タイル」を裏向きでよく混ぜ、テーブルの一番上に、プレイ人数に応じた枚数だけ表向きで並べます。

  • 2人プレイ: 3枚
  • 3人プレイ: 4枚
  • 4人プレイ: 5枚
    • 計算式:プレイ人数 + 1枚

余った貴族タイルは今回は使いませんので、箱にしまいます。

③ 宝石チップの配置

ここが一番大切です!プレイ人数によって、最初に並べる宝石の数が変わります。 黄色い「ゴールド」以外の5色の宝石チップを、以下の枚数になるように調整してください。

⚠️ プレイ人数別:宝石チップの準備数

  • 4人プレイ: 7枚すべて使用。
  • 3人プレイ: 各色2枚ずつ箱に戻す。
  • 2人プレイ: 各色3枚ずつ箱に戻す。
  • ※黄色は、何人で遊ぶ場合も5枚すべて使用。

調整が終わったら、6種類の宝石チップを色ごとに山にして、全員が取りやすい場所に並べてください。

④ プレイヤーの準備

  • 手元: 最初は何も持ちません。
  • スタートプレイヤー: 参加者の中で一番若い人がスタートプレイヤーになります。じゃんけん等で決めても構いません。

勝利条件

準備が整いましたね!最後に、全員で目指すべきゴールを共有しましょう。

  • 勝利条件: カードや貴族タイルを集めてより多くの「名声ポイント」を獲得すること。
  • 終了条件: 誰かが「15ポイント以上」に達したラウンドでゲーム終了です。スタートプレイヤーから順に手番を行い、全員の手番回数が同じになるようにして終わります。

ゲームの流れ

手番が来たら、以下の手順で進めます。

  1. アクションの実行: 4つの選択肢(A〜D)から1つだけ選んで実行する。
  2. 貴族の訪問: 条件を満たしていれば、貴族タイルを自動的に受け取る。
  3. 枚数超過チェック: 宝石チップが10枚を超えていたら捨てる。

それでは、選べる4つのアクションを詳しく見ていきましょう。

アクションA:【獲得】異なる色の宝石を3個もらう

場にある宝石チップの中から、異なる色を「3種類」選び、1個ずつ手元に加えます。

  • 条件: 同じ色を複数取ることはできません。必ず「赤1・青1・黒1」のようにバラバラである必要があります。
  • 禁止: 黄色はこのアクションでは取れません。
  • 例外: もし場の在庫が少なく、異なる色が3種類もない場合に限り、取れる種類だけ獲得できます。
    • 基本的には、3種類取れる状況であれば、必ず3つ取ってください。

アクションB:【獲得】同じ色の宝石を2個もらう

特定の色の在庫が潤沢にある場合に限り、同じ色を「2個」まとめて手元に加えることができます。

  • 重要な条件: 欲しい色の宝石チップが、場に【4枚以上】残っている場合のみ実行可能です。残り3枚以下の山からは、2個取りはできません(アクションAで1個ずつ取るなら可能です)。
  • 禁止: 黄色はこのアクションでは取れません。

アクションC:【予約】カードを1枚キープする

「今は買えないけれど、他の人に渡したくない!」というカードがある時のアクションです。 場のカードまたは山札の一番上を1枚取り、自分の手札として手元に置きます。

  • ボーナス: このアクションを行った時、黄色の宝石チップを1枚獲得できます。黄色はどの色の代わりにもなる「ジョーカー」です。
    • もし場の黄色の宝石チップが売り切れの場合、カードの確保のみ行います。
  • 制限: 予約しておけるカードは最大3枚までです。すでに3枚持っている場合、このアクションは選べません。予約したカードは、後の手番でコストを支払って「購入」することでしか手札から無くならず、捨てることは出来ません。

アクションD:【購入】発展カードを買う

手持ちの宝石チップを支払って、場のカードや予約しているカードを1枚購入し、自分の前に表向きで置きます。これによって「ポイント」や「ボーナス」が増えていきます。

  • コストの支払い: カード左下に書かれた色の数だけ宝石チップを場に戻します。
  • ボーナスの割引: すでに購入済みのカードにある宝石マークは、「永続的な割引」として機能します。
    • 例:自分の前に「青の宝石カード」が2枚ある場合、次に買うカードのコストから「青の宝石チップ2枚分」を値引きできます。
    • 割引だけでコストが0になる場合、宝石チップを払わずにカードを獲得できます。
  • ジョーカーの使用: 足りない色は、手持ちの黄色の宝石チップを支払うことで、好きな色の代わりとして使えます。

重要な制限ルール

ゲーム中、以下のルールを常に意識してください。

⚠️ 宝石チップの所持上限は「10枚」

手番終了時に、手元の宝石チップ(黄色含む)が11枚以上ある場合、10枚になるように選んで場に返却しなければなりません。 この時、余分なトークンとして黄色の宝石チップを返却することも可能です。

🤴 貴族の訪問

アクション終了後、自分が持っている「購入済みカードの宝石マーク」の数が、貴族タイルに書かれた条件を満たしているか確認します。(例:赤4・緑4など)

  • 条件を満たしていれば、その貴族タイルを自動的に受け取ります(これはアクションに数えません)。
  • 制限: 1手番につき受け取れる貴族は1枚までです。同時に複数条件を満たしても選べるのは1枚だけです。次の自分の手番でまだ条件を満たしたタイルが残っている場合そのタイルも受け取ることが出来ます。
  • 義務: 条件を満たしたら、拒否することはできません。必ず受け取ります。

🚫 コンポーネントは有限

宝石チップに代用品はありません。場の宝石チップが尽きている場合、獲得することはできません。


ゲームの終了と勝敗

終了トリガー

誰かの名声ポイント合計が「15ポイント以上」に達したら、そのラウンドを最後まで行ってゲーム終了です。 (全員の手番回数が同じになるようにします)

勝利判定

ゲーム終了時、最も名声ポイントが高いプレイヤーの勝利です!

同点の場合

最もポイントが高い人が複数いる場合、その中で「購入した発展カードの枚数が少ない人」が勝者となります。もしカード枚数まで全く同じだった場合は、勝利を分かち合ってください。

初めてプレイする時のコツ:迷ったらこれをしよう

「ルールはわかったけど、どう動けば勝てるの?」 そんな初心者の方へ、最初の1ターン目から使える指針をお伝えします。

初手の指針:まずは「レベル1」と「3色獲得」

最初の1ターン目、目の前にはたくさんのカードとチップがあります。迷ったら、以下の手順で動いてみてください。

  1. まずは「レベル1(緑)」だけを見る
    一番下の段にある4枚のカードを見てください。これらはコストが安く、序盤の基礎となるカードです。 その中から「コストが少ないカード」を1枚、なんとなく心の中でターゲットにします。
  2. 「異なる色の宝石を3枚取る」アクションをする ターゲットが決まっていてもいなくても、最初のアクションは「3種類の異なる色の宝石トークンを1個ずつ取る」のが最も無難で強力です。(例:赤1、青1、白1 を取る)
    • 理由:特定の色を2個取るアクションは、場に4個以上ないとできない制限があり、使い所が難しいです。まずは手元にいろんな色を揃えて、選択肢を広げましょう。

序盤・中盤の目標

【序盤】とにかく「お買い物」をしてカードを増やす

宝石チップは「使い捨て」ですが、購入した発展カードは「消えない宝石」になります。 最初は勝利点が書いていないカードでも構いません。「手元のカードを増やすこと」を最優先してください。

カードが増えれば、次回の買い物から「自動的に値引き」されます。 最終的には、トークンを1枚も払わずにカードが手に入るようになります。

【中盤】「貴族タイル」を意識し始める

場の上にある正方形の「貴族タイル」を見てみましょう。ここには「赤4・緑4」などの条件が書かれています。 これは「赤いカード4枚と緑のカード4枚を持っていれば、自動的にあげるよ」という意味です。

自分の手元のカードが充実してきたら、貴族タイルの条件に合う色のカードを買い足していきましょう。 貴族は1枚3ポイントと高得点です。これが取れれば勝利にぐっと近づきます。

初心者がやりがちなミスと対策

以下の3点に気をつければ、ゲーム運びが劇的にスムーズになります。

  1. いきなり「レベル3」の高得点カードを狙ってしまう
    • なぜダメ?: コストが高すぎて、宝石チップを上限まで貯めても買えないことが多いです。
    • 対策: 急がば回れ。まずはレベル1のカードを揃えて、「値引き」が効く状態を作ってから挑みましょう。
  2. 宝石チップを「10枚」持ったまま手番を終えてしまう
    • なぜダメ?: このゲームは宝石チップを10枚しか持てません。あふれた分は捨てなければならず、大損です。
    • 対策: 10枚になる前に、何か買えるカードがないか探し、どんどん消費しましょう。
  3. 欲しいカードを目の前で取られて、計画が崩壊する
    • 対策: 悔しいですが、すぐに気持ちを切り替えましょう! このゲームは「次善の策」を探すゲームです。「あ、取られた。じゃあこっちの安いカードで手を打とう」という柔軟さが大切です。

脱・初心者へのステップ:予約を使いこなそう

慣れてきたらアクションCの「カードの予約」を使ってみましょう。初心者が忘れがちなアクションですが、実はとても強力です。

  • 「あと1個足りなくて買えない!」という時、予約すれば「ジョーカー」として使える黄色いチップが手に入ります。これで無理やり購入条件を満たすことができます。
  • 「絶対に欲しいカードがある」時、他人に買われる前に予約して隠しておけば安心です。

まとめ

「原石」を集め、「インフラ」を整え、やがて「貴族」をも魅了する……。 宝石の煌きは、自分の資産が雪だるま式に増えていく「拡大再生産」の楽しさが詰まった傑作です。

ルールは簡単ですが、勝つための戦略は無限大。 ぜひ、一番若いスタートプレイヤーの方から最初のアクションを始めてみてください!

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