こんにちは。うなボド管理人のうなぎです。
『ウイングスパン』のルールブック、紙質が良くて綺麗なんですけど、分厚くて読むのが大変ですよね…。 特にセットアップの時は、「このタイルどれ?」「ボードのどこに置くの?」と、説明書と内容物一覧を行ったり来たりするのが面倒になりがちです。
この記事では、つまずきやすいセットアップからゲームの流れまで、初心者の方でも迷わないように順を追って解説します。 テキストだけで分かるように、**「どんな形や色のパーツを」「どこに置くか」**を詳細に描写していますので、この記事を読み上げながら進めれば準備が完了します!
⚠️この記事は「ルール解説」記事です
どんなゲームか知りたい、購入を迷っている方は、先にこちらの紹介記事をご覧ください。
迷わない!完全セットアップ手順
コンポーネントの見た目と配置場所を詳しく説明しながら進めます。
1. 鳥カードとトレイの準備
まず、背面に羽の絵が描かれたカードの束(鳥カード)をよくシャッフルし、伏せて山札にします。 次に、山札から3枚引いて、カードトレイのフタに示されたスペースに並べます。残りの山札はトレイの空きスペースに置いてください。
2. 餌と卵のサプライ
5種類の餌トークン(無脊椎動物(イモ虫)、種子、魚、果実、齧歯類(ねずみ))と、カラフルな卵トークンを、全員が手の届く場所にまとめて置きます。これを「サプライ」と呼びます。
3. ダイスと巣箱
木製のサイコロ5個(餌ダイス)を、組み立てた巣箱型ダイスタワーの背面の穴から投入します。転がって出てきたトレイに乗っているサイコロが、現在の「餌の在庫」になります。 ※巣箱を使わない場合は、単にテーブル上で振ってまとめておいてください。
4. 目的ボードの準備
長方形のボード(目的ボード)をテーブル中央に置きます。 初めて遊ぶ場合は、ボードの面のうち**「1位、2位、3位…と順位が書かれている面(緑色の面)」**を表にして置いてください。 次に、正方形の小さなタイル(目的タイル)をランダムに4枚選び、ボード上の4つのマス(ラウンド1〜4)に置きます。
5. プレイヤーへの配布
各プレイヤーに以下のものを配ります。
- 個人ボード 1枚: 自分の手元に広げます。
- アクションコマ 8個: 同色の木製キューブ8個を受け取ります。
- 餌トークン 5種: 各種類を1つずつ、計5個受け取ります。
- 鳥カード 5枚: 山札から5枚引きます。
- ボーナスカード 2枚: 背面に木の絵が描かれたカードです。2枚引きます。
6. 初期手札と餌の選択(重要!)
ここが最初の難関です。以下のルールで手持ちを決めます。
- 鳥カードと餌: 手元の「鳥カード5枚」と「餌トークン5個」の中から、合計で5つになるように残し、残りをサプライ(箱)に戻します。
- 例:鳥カード3枚を残すなら、餌は2個残せます。
- ボーナスカード: 引いた2枚のうち、達成できそうな1枚だけを残し、もう1枚は捨てます。
これで準備完了です!
7. スタートプレイヤー決め
すべての準備が完了したら順番決めをしよう!基本的にじゃんけんで決めるとスムーズだけど、最も最近鳥を見た人とか、鳥を飼ってる人とかで決めるのもゲーム開始前のコミュニケーションになるのでおすすめです。
スタートプレイヤーが決まったら、その人から時計回りにゲームスタート!
勝利条件と終了トリガー
- 終了条件: 全員が「4ラウンド」を行ったらゲーム終了です。
- 勝利条件: 最終的に**「勝利点(VP)」**が一番高い人の勝ちです。
勝利点は、主に以下のもので稼ぎます。
- 配置した鳥カードに書かれた点数(羽のアイコン)
- ボード上の卵の数
- カードの下に差し込んだカードや、蓄えた餌
- ラウンドごとの目標達成ボーナス
- ボーナスカード(隠し目標)の達成
自分の番にできること(詳細解説)
自分の番が来たら、**「アクションコマ(キューブ)を1個消費」**して、プレイヤーマット上の4つの行のうち、1つを選んで実行します。
① 鳥カードのプレイ(一番上の行)
- アクションコマを個人ボードの一番上の列に置きます。
※他の3つのエリアに比べて幅が狭いので、使用済みとわかればボードの上の方に置いても大丈夫です。 - 鳥カードをその鳥の左上に描かれたアイコン(森・草原・湿地)に対応する列の、一番左の空きマスに置きます。
※以降、同じエリアに鳥カードをプレイする際は左詰めで置いていきます。 - 個人ボードの左端の列に鳥カードを置く際のコストは無料ですが、右に行くほど「卵」が必要になります。(個人ボード上部にたまごアイコンが描かれています。)また、カード配置エリアに関わらず、鳥カード左上に書かれた「餌トークン」を支払う必要があります。
※5色のルーレットみたいなアイコンはどの種類の餌トークンを支払っても構いません。 - 鳥カードの効果で「プレイ時(白い帯)」の効果を持っていれば、即座に発動します。
② 餌の獲得(森 / 上段)
- アクションコマを「森」の列の一番左の空きマスに置きます。
※鳥カードをプレイしていた後なら、すでに配置されている最も右側の鳥カードのすぐ右側の空いてるマスに置きます。 - そのマスに書かれているダイスの数だけ、ダイスタワーにある餌ダイスを選び、その出目の餌を獲得します。
※獲得する餌は共通サプライから取ってください。選択したダイスは使用済みとわかるようにダイスタワーの外に出します。また、ダイスタワー内に残ってる餌ダイスの出目が一種類のみの場合、ダイスタワーの外にあるダイスも含めて振り直したあとに欲しい餌を選択することが出来ます。 - その後、アクションコマを左にスライドさせていきます。途中に配置済みの鳥がいれば、その鳥の「起動時(茶色の帯)」能力が右から順に発動します。
③ 卵の産卵(草原 / 中段)
- アクションコマを「草原」の列の一番左の空きマスに置きます。
※鳥カードをプレイしていた後なら、すでに配置されている最も右側の鳥カードのすぐ右側の空いてるマスに置きます。 - そのマスに書かれている数だけ、卵を獲得し、配置済みの鳥カードの上に置きます(各鳥には保持上限があります)。
※卵を置く鳥カードは任意で構いませんが、鳥カードがどこにも配置されていなければ卵は受け取れません。 - コマを左にスライドさせ、配置済みの鳥の「起動時(茶色)」能力を右から順に解決します。
④ カードの獲得(湿地 / 下段)
- アクションコマを「湿地」の列の一番左の空きマスに置きます。
※鳥カードをプレイしていた後なら、すでに配置されている最も右側の鳥カードのすぐ右側の空いてるマスに置きます。 - そのマスに書かれている数だけ、鳥カードを引きます(トレイから選ぶか、山札から引く)。
- コマを左にスライドさせ、配置済みの鳥の「起動時(茶色)」能力を右から順に解決します。
ここだけは注意!初心者が間違えやすいポイント
初心者が特に間違えやすいポイントをまとめました。プレイ中に迷ったらここを確認してください。
- 餌のコスト交換: 手持ちの餌トークンは、種類に関わらず「2個で、好きな餌1個分」として代用できます(いつでも可能です!)。
- 能力の発動タイミング: 「茶色い帯」の能力は、その列のアクション(餌やり・産卵・ドロー)を選んだ時だけ発動します。鳥を出した瞬間には発動しません。
- ピンクの能力: 「ピンクの帯」の能力は、相手プレイヤーの行動に反応する能力です。発動条件やタイミングはカードごとに異なるため、必ずカードに書かれているテキストを確認してください。
- アクションコマの数: ラウンドが終わるごとに、コマを1個「ラウンド目標ボード」の上に置きます。つまり、ラウンドが進むごとに手番の数は1回ずつ減っていきます。(8回→7回→6回→5回)
- 手札の上限: 手札枚数に上限はありません。
迷ったらこう動こう!進行ロードマップ
やれることが多くて悩みますが、初心者は以下の流れを意識するとスムーズです。
- 序盤(ラウンド1):
- まずは**「森」**に鳥を置きましょう。餌がないと新しい鳥が出せません。
- 「起動時(茶色)」に餌をくれる鳥がいると、後半がすごく楽になります。
- 中盤(ラウンド2〜3):
- **「草原(卵)」と「湿地(カード)」**を強化します。
- 卵は鳥を出すコストにもなるし、最後の勝利点にもなります。
- 終盤(ラウンド4):
- 新しい鳥を出すよりも、「産卵」アクションを連打した方が点数が伸びる場合が多いです。
- ボーナスカードの条件達成を忘れずにチェックしましょう!
まとめ:習うより慣れろ!
細かい鳥の能力処理などは、カードに書いてあるテキストを読めば大丈夫です。 最初は「餌を取る→鳥を出す→卵を産む」というサイクルを回すだけで十分楽しめます。美しい鳥たちの絵柄を眺めながら、自分だけの保護区作りを楽しんでください!
次はこの記事を読もう!
「ウイングスパン」の紹介記事になります。こちらも併せて読むことでどんなゲームなのかより詳しく知ることが出来ます!
「アーク・ノヴァ」の紹介記事になります。ウイングスパンの要素をより複雑かつ本格的にした動物園経営ゲームです。ウイングスパンを十分に楽しんだ方の次のステップアップとして最適です!


